2023.7.2 -1500-

マリンスタジアムにたくさんの鈴木大地選手のファンが居たのは間違いないですが、来れなかったファンの方も少なくないはずです。

7/2現地で見たこと、自分自身の考えになりますけど、何を感じたのか。
ありのままを書いていきたいと思います。

 

とにかく達成を喜びたい

試合はご存じのとおり、ベンチスタート。
ベンチでは渡邊佳明選手の隣にずっといました。いつもと変わらずイニング間ではベンチ前に出て、出迎えをしていました。

味方の活躍に腕を伸ばして喜ぶ鈴木大地選手

 

中盤、イーグルスが追加点を取って6-1。
代打で出る場合はベンチ裏に下がって準備をするはずですが、全くそんなそぶりがありませんでした。

守備での交代もフランコに変わって、山﨑剛選手が出たことでマリーンズが点数を重ねないと今日の出番がないと、絶望感しかありませんでしたね。

 

しかし、7回裏。
マリーンズのラッキー7の裏側で、突如鈴木大地選手はベンチ前に出てきて、キャッチボールをはじめました。

キャッチボールに出てくる鈴木大地選手

 

交代だ。そう確信しました。
正直、ファーストの守備固めで出場するとは考えにもなかったので、驚きのほうが強かったです。

そして、ラッキー7が終わると、そのままファーストの守備位置へ。

守備固めでの途中出場による1500試合の達成となり、いままでの鈴木大地選手のキャリアを考えたときに、これが果たして良いことなのか何なのか。正直なところ複雑すぎて、なぜか分かりませんが涙がこぼれてきました。

それでも目の前でプレーしてる姿を見て、そして記念すべき記録をマリンスタジアム で達成したことが嬉しくて、なんか感情がバグるとはこのことかとグラウンドを見つめて、そう思いました。

3アウトとなり、チェンジでベンチに走り出す鈴木大地選手。
そしてベンチからはボード的な何かを持った岡島豪郎選手が居ました。

ボードを持って待機する岡島豪郎選手。このあと、笑顔でボードを渡してくれていました。

 

次の瞬間、マリンスタジアムにファンキーモンキーベイビーズの告白が流れたのです。
ビジターで流れることがびっくりですし、何より何度もマリンスタジアムで聴いた鈴木大地選手の登場曲がこのタイミングで聴けるとは思ってもいなかったので、感動しました。

谷保さんの1500試合出場達成のアナウンス。
ビジョンに映る記念達成の文字。
マリンスタジアムに溢れる鈴木大地選手に贈られる拍手。
イーグルスの選手はもちろん、マリーンズの選手、吉井監督をはじめお世話になった方々も拍手を贈ってくれました。

このときは100の嬉し涙で、鈴木大地選手の記録達成を見届けました。

鈴木大地選手は岡島豪郎選手からボードを受け取ると、三塁へ掲げ、その後に一塁方向へボードを掲げました。

そして、ライトスタンドへ深くお辞儀をしている姿が印象的でした。

マリーンズ側にも感謝のお辞儀をする鈴木大地選手

ニュース記事では笑顔と書かれていましたが、表情は真剣な表情で、まだ試合中ということで戦う姿勢を崩していませんでした。

その後は普段と変わらない姿です。
味方の活躍に喜び、自身の2ベースヒットも気合いで打ってくれてましたし、勝利を掴んでようやくホッとしたのかなと。

 

記録へのカウントダウンがはじまり、古巣マリンでの達成の可能性が出てきたとき、自分は絶対にマリンスタジアムで達成して欲しいと考えました。

それは自分自身が観戦できるという気持ちより強い何かがありました。
プロ初出場をしたマリンスタジアムで、そして一番立ち続けたマリンスタジアムで達成しなくてはいけないと。

登場曲が流れると思ってませんでしたし、リーンちゃんと2ショット写真がアップされるなんて思ってもなかったです。マリーンズ球団に感謝しています。

 

鈴木大地選手が言うとおり、プロのスタートとなった球場で、しかもビジターでの達成は確率的に高くないはずです。それでも、こういう運命もあるのかなと思いました。マリーンズとイーグルス、ともにお世話になった人たちの前で達成できたことはファンとして、とても嬉しい気持ちです。

 

改めて、鈴木大地選手1500試合出場おめでとうございます。

たくさんの元気、感動をもらってます。鈴木大地選手のおかげで出会うことがなかった方々と出会うこともできました。鈴木大地選手のファンで心から良かったと断言します。

そして、2000試合目指してグラウンドで戦う姿をこれからもずっと応援していきます。

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