ロッテ鈴木大地がヒット量産している要因とは

こんにちわ。SHUJIです。

鈴木大地は今シーズンすでに120安打を超えるヒットを放っています。
3試合の出場なしがあるもののキャリアハイの153安打も狙える好調さをマークしており、1,000本安打の達成もあるかもしれないです。

そんな大地ですが、試合が進むにつれて打率が高くなっていく傾向にあることが分かりました。

リーグ4位タイの118安打 ロッテ・鈴木が安打を量産している要因とは…

すべてはこのヒットから始まった

ロッテの鈴木大地は、リーグ3位の打率.315をマークする。7月17日の西武戦から8月7日のソフトバンク戦にかけて19試合連続安打。8日のソフトバンク戦は3打数0安打1四球だったが、10日の西武戦では適時打を含む3安打を放った。現在21試合連続出塁中だ。

 昨季は127安打だったが、今季はすでに118安打。このペースで安打を積み重ねていけば、シーズン終了時には14年にマークした自己最多の153安打を上回る162安打という計算になる。残り35安打に迫った通算1000安打も、優勝争い、クライマックスシリーズ進出争いといった大事な時期での達成に期待がもてそうだ。

 今季ここまで安打数を量産している要因について、鈴木は「自分の調子が良くないかなという試合でも1本が出たりとか、4打席目の最後に1本出たりとか、積み重ねられているので、それがいいのかなと思います」と自己分析する。

 19試合連続安打中も3打席目まで無安打で、4打席目以降に安打を放った試合は6試合あった。特に7月17日の西武戦から20日の日本ハム戦までの3試合は、いずれも3打席目まで無安打で4打席目に放ったもの。

 今季の打席別の打率を見ても、第1打席が.292、第2打席が.299、第3打席が.310、第4打席が.329、第5打席が.344、第6打席以降は.571と、試合が進むごとに打率がアップしている。

 また、全体練習前に行なっているロングティーのような形の打撃練習で、「微調整だったり、ベースにしています」と自身の状態を取り戻すための原点がしっかりとある。「あとはその試合でその打席で最大のパフォーマンスを出せるように、バットを短くもったりとか、トップの位置をかえてみたりとか。周りがわからないような微調整はしているつもりです」。打席内で状況に応じて、自分が持っている引き出しを開けているようだ。

▼ 鈴木大地の打席別成績
第1打席:率.292(89-26) 本4 点10
第2打席:率.299(87-26) 本2 点8
第3打席:率.310(84-26) 本2 点12
第4打席:率.329(76-25) 本2 点11
第5打席:率.344(32-11) 本3 点8
第6打席以降:率.571(7-4) 本0 点4

リーグ4位タイの118安打 ロッテ・鈴木が安打を量産している要因とは…

オールスター明けはリーグ5位の四球数

「四球も選べていますし、我慢だったりとかもできているのかなと思います」。確かに今季の鈴木は四球の数が42個と、この時点で昨年(44個)と変わらない数だけの四球を選んでいる。

 42四球はリーグ16位だが、オールスター明けはリーグ5位の12個の四球と、数字だけ見るとここ最近はボールを見極められている印象だ。

リーグ4位タイの118安打 ロッテ・鈴木が安打を量産している要因とは…

思いきってやるだけ

チームは現在首位・ソフトバンクと6.5ゲーム差の5位で、3位・西武とも1.5ゲーム差。リーグ優勝、Aクラスを狙える位置にいる。

 「同じような形でやっていかないといけない。ただ1つのプレーでのミスが許されない状況になってきている。今までもそうだったんですけど、これからも練習の1球、シートノックでの1球を大事にしていく。あとは思いきってやるだけだという思いです」。

 打撃だけでなく、守備でもファーストやセカンド、サードといった複数のポジションで出場するなど、チームにとっては欠かせない存在の背番号『7』。チームの勝利のため、今日も価値ある安打を放って欲しいところだ。

リーグ4位タイの118安打 ロッテ・鈴木が安打を量産している要因とは…

終盤に打てるのはチームの勝利を強く思っているから

今年は3度のサヨナラ打など終盤に打つイメージが強い大地。
個人的に第1打席も強いし、元々ビハインドの9回はめちゃ打ってたイメージがあります。

特に今年はビハインドで迎えた終盤はほぼ出塁をしているような気がしていますが、第5打席、第6打席以降は安打数と打点数がほぼ一緒ですからね…どんだけ勝負強いんだっていう。

本当に素晴らしい成績だと思いました。

  • 今年は例年に比べてミートが上手い印象があります。パワーがついたのもあるとは思いますが、より確実なポイントでとらえるので、イマイチかな?と思った打球でもヒットになるのかと思います。つまり、スイング自体も変わってきていますし、ボールがよく見えているのかと思います。
  • 大地のこと大好きだから入団してからずっと見てるけど、今までどちらかというと縦振りでスイング波打ってたのが今年は明らかに綺麗なレベルスイングになっている。タイミングさえ合えばヒットになる感覚が本人の中でもあると思う。
  • 去年に比べてパワーがついた。今までゴロだった打球がヒットになってるのでは?
  • もともともっていたポテンシャルを出し惜しむことなく発揮されています。見ていて頼もしいです。大地は生涯千葉ロッテでいてください。
  • 野球小僧のお手本です、試合中の立ち振る舞いは是非野球少年に真似してほしい。チームを元気にしてくれる。
  • 逆境を跳ね除ける強さと努力の賜物かと。だから響く、応援したくなる。

今シーズンの初打席初安打はこちら

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