千葉ロッテマリーンズ勝利の儀式・We Areとは

千葉ロッテマリーンズの勝利の儀式でおなじみWe Are!マリーンズファンならもちろんマリンで行われたオールスターでも行われたため、パリーグファン、セリーグファンともに知られてるものだと思います。

しかしいったいWe Areとはなんぞやという方向けの記事ということで。

We Areは元々は2013年からはじまったマリーンズの応援でした。ライトスタンドで飛び跳ねる応援。これがWe Are誕生の瞬間です。
それを2015年のマリンフェスタ開催日の勝利の際にファンへ向けてチーム全員がやったのがWe Areの原型です。
しかし、球団側が提案したものであり選手全員参加ということもあり一体感がありませんでした。

それを踏まえ2016年のシーズン前。
一旦今シーズンはWe Areを廃止しようとする動きに決まりかけたところ、それを阻止した人物がいました。

当時マリーンズのキャプテンを務めていた鈴木大地選手でした。
鈴木選手はせっかく他の球団で行われていないマリーンズらしさが出せるものができたのにやめるのは嫌だ。ファンと一体になれる喜んでくれる儀式を続けたい。それも特定の試合だけではなく全試合やりたいと伝え、鈴木選手中心に数名の選手を引き連れマリンでの勝利時に行われる今のスタイルが生まれました。

球団スタッフの方は鈴木選手に君が体調が万全じゃなくても、不調でも、ベンチを温めることになってもライトスタンドに行ってやれるのか?と聞いても、鈴木選手はファンを喜ばせるために絶対にやると意見を曲げなかったそうです。

もしここで鈴木選手が声を上げなければWe Areは消滅してたんです。
2016年シーズンから去年まで雨天コールド勝ちを除くマリーンズの勝利時We Areは行われ続けています。そして鈴木選手はオールスターを含め全We Areに参加しています。

今やWe Areはマリーンズの誇りです。
YouTubeはもちろんニュースになることもあります。
このマリーンズらしさはこれからも受け継がれて欲しいです。

鈴木選手の強い気持ちが今のWe Areを作りました。
そして今も変わらず事あるごとに今日はWe Areしましょう!と声を上げています。
毎年の開幕戦、そして勝利で終えたマリン最終戦。コールリーダーとしてチームを盛り上げてくれています。

We Areに歴史あり。
鈴木選手の一言が勝利の儀式へとつながったのです。

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