大きなプラスをもたらす鈴木大地

鈴木大地選手のことが書かれていた記事がありました。

チームに大きなプラスをもたらすことができる選手

 平石洋介監督の“代行”が取れた1年目のシーズンは、則本昂大と岸孝之の2本柱にアクシデントがありながら、3位を死守してクライマックスシリーズに進出。善戦を見せたようにも思われたが、オフには“さらなる高み”を目指して首脳陣の刷新と積極的な補強を敢行。今季からは三木肇新監督の下、優勝争いを狙いに行く。

 FAでは美馬学が移籍を決断したものの、美馬が移ることになったロッテから鈴木大地を獲得。プロ8年で1061試合に出場した丈夫な身体が魅力で、攻守ともに堅実、何でもできるという強みを持った内野手。球界屈指のキャプテンシーも併せ持ち、若手の手本としてもチームに大きなプラスをもたらすことができる選手だ。

 また、美馬の代役としては、これまたロッテから涌井秀章をトレードで獲得。2009年の沢村賞右腕で、3度の最多勝獲得経験を持つ右腕だが、昨季は3勝7敗と苦戦。ここ3年続けて2ケタ勝利を逃すなど、苦しい戦いが続いただけに、新天地での苦境打開に期待がかかる。

 また、フランク・ハーマンの退団や松井裕樹の先発転向で心配されるブルペン陣には、昨季ドジャースで21試合に登板したJ.T.シャギワを補強。さらに美馬の人的補償で昨季54試合登板の酒居知史を獲得することに成功し、極めつけはメジャーでの戦いを終えた牧田和久を迎え入れた。彼らが期待通りの活躍を見せれば、先発・リリーフともに充実した投手陣が完成することだろう。

 直近の方針に関してはファンから否定的な意見が噴出することもあったが、それもすべては勝つための決断。ということは、2020年はこれまで以上に結果が求められるシーズンになる。
 三木新監督は充実の新戦力を駆使し、昨季以上の成績を残すことができるか。1年目から勝負の年となりそうだ。

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