千葉ロッテシーズン最多三塁打記録保持者は鈴木大地!

三塁打。
それは良いところへ飛んで、走塁が上手くてなどホームランより難しい記録である。
そんな三塁打のシーズン球団記録を持ってる選手が他でもない我らが鈴木大地内野手である。

2013年シーズン。2リーグ制後初の記録が生まれる

2年目の2013年シーズン。
開幕から試合出場を続け、4月18日からスタメンを続けた。
そのスタメンが続いた4月18日から20日まで3試合連続三塁打というパリーグタイ記録をマークしたのである

ロッテ鈴木大地内野手(23)が、ミスターに挑戦する。4回2死二塁、右翼線を破る適時三塁打を放った。3試合連続の適時三塁打は2リーグ制後は初で、4試合連続三塁打なら巨人長嶋の日本記録に並ぶ。初めてのお立ち台で、ファンの前で「狙っていきたいと思います」と大記録を約束した。
 ▼鈴木が18日日本ハム戦、19日楽天戦に続き三塁打を放った。3試合連続三塁打は54年蔭山和夫(南海)55年三宅宅三(毎日)58年本屋敷錦吾(阪急)93年浜名千広(ダイエー)07年早川大輔(ロッテ)に並び6人目のパ・リーグタイ記録。鈴木はすべて打点を挙げ、3試合連続の適時三塁打は2リーグ制後初めてとなった。連続試合三塁打のプロ野球記録は60年長嶋茂雄(巨人)の4試合で、今日の楽天戦で並ぶことができるか。


ロッテ鈴木大地が3戦連続適時三塁打

残念ながらミスター(≠鈴井貴之)の記録には届かなかったが、3試合連続のタイムリー3ベースという2リーグ制後初めての記録をマークするなど飛躍するきっかけとなった。
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3試合連続三塁打をきっかけにベストナインの活躍

その後もシーズンを通してスタメンで活躍。
終わってみればシーズン全試合出場を果たし、オールスター出場やベストナインを獲得。マリーンズの顔となった。
そして翌年西岡剛がつけていた背番号7へ変更することになる

三塁打に必要な判断力を持ち合わせている選手

前述しているが、三塁打は難しい。
ホームランのようにねらって打てるわけでもなくパワーがあれば良いというわけではない。しかしマリーンズの歴代TOP10となる36個の三塁打をマークしている。
また2013年シーズンの11個の三塁打は球団のシーズン最多三塁打タイ記録。くしくも背番号7をつけていた西岡剛ほかと並んだのである。

なぜ俊足ではない大地が三塁打を量産できるかというとその走塁力と判断力の賜物である

来季から背番号が「7」になることが発表されたロッテ・鈴木大地内野手(24)。今年は楽天の松井稼頭央らを抑えてパ・リーグのショート部門のベストナインに選ばれるなど飛躍した。3試合連続三塁打を放つなど球団タイ記録の11三塁打をマークし、ダイナミックにダイヤモンドを駆け抜けた1年だった。俊足巧打の選手がつける「7」は、来季、QVCマリンフィールドに映えるだろう。

 だが、鈴木本人は「僕は足が速いとは思わないんです」と語る。それでも三塁打を量産できるのは「走塁力」があるからだ。
 走るスピードと走力はプロ野球の世界では異なる。ただ速いだけの選手ならば、これまでもたくさんいた。たとえば、2008年まで近鉄や楽天などでプレーした森谷昭仁氏(現在34歳)。近鉄でプレーしていたころ、梨田昌孝監督から「とにかく足が速い」と称され、ウエスタン・リーグで2000年から3年連続で盗塁王も獲得している。しかし、一軍では活躍できなかった。それはなぜか。
 当時の球団関係者は「考える力が足りなかった」と指摘する。それでは速さは生かせない。打球方向の予測、投手の癖などの分析、スライディングの速さなど、走塁には思考力や技術が必要となる。盗塁王を4度獲得したことのある石井琢朗・現広島コーチ(43)は角度や勢いをつけたスライディングが武器の一つで、そのスピードの速さは相手守備から恐れられたほどだ。
 鈴木大地にはずばぬけた足の速さはないが、秀でた判断力があった。三塁打のほとんどは一塁ベースを蹴った直後に「いける」と判断し、ギアを上げている。今季の球団タイ記録も、確実にたどりつける自信と確信に基づいた11本だった。ただ走るだけではない。鈴木が見せる、考えながら走る「走力」は、だからこそ、打撃や守備などあらゆる面で生きているのだ。


来季ロッテの「7」へ ベストナインに選ばれた鈴木大地の「走力」とは

2019年もたくさんの三塁打を記録してくれるはずだ

大地の神走塁は結構多く起きている。
それは三塁打に限らずホームイン含め得点に絡むはずだ。
記録に表れない1つ先の塁、1点でも多くという姿勢はチームにとって欠かせない姿となるだろう

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